1.16 アジング(呉)

こんにちは。

昨日はライトゲーム初心者の方とアジングに行ってきました。今回の場所は昨年の11月24日に行った場所で、晩秋から初春のアジングには厳しい時期でもぜんごサイズが数釣り出来る場所です。11.23〜11.26 アジング(呉) - 勤務後ていぼう日誌

選んだ理由としては風がかなり強くなる予報だったので風裏を選びたかった事と、釣ってもらうためにはサイズが小さくても魚影が濃い場所を選びたかったからです。

現場に着いたのが18時前くらいでしたが流石に土曜だけあって、既ににめぼしい場所は先行者がおり場所を変更しようかなと思いましたが一応様子を見ることに。堤防に入ると爆風が陸から沖側に向けて吹き降ろしている状況で、堤防先端では背後からまっすぐに風が刺してくる感じ。予報通りではありますが思ったより風裏の恩恵が無いなと思いつつ先端で釣られていたグループに挨拶がてら状況を聞いていると、サビキでアジとサヨリが釣れたそう。ちょうど〆ているところだったので見せてもらうとアジは23㎝くらいの個体で、ここで釣れる型としては大きいなと思いました。午後3時頃頃からサビキとアジングで釣っていたそうですがアジングには反応が無かったそう。聞くとサビキのコマセがなくなったそうでもう帰るとのこと。また近くの場所でも1週間前に25㎝前後のアジがサビキで10匹ほど釣れたという良い情報もいただきました。少し情報交換したのち、そのグループと入れ替わりで釣りをさせていただくことになりました。

運よく先端の常夜灯下を陣取ることができ、同行者が現場に着くまで30分ほどかかるとのことだったので先に夕マズメの様子を探ってみることに。自分の持っているジグヘッドではジグヘッド単体での釣りは無理と思い3.8g＋0.5gのスプリットリグでボトム付近を探ってみることに。この場所自体久しぶりでどのようなパターンで釣れるのかわからないうえ、スプリットで釣ったことが無い場所なので不安でしたがカウントを取りながら２投、３投と沖のボトムスレスレを意識して探っていると「コツッ！」と明確なアタリ。合わせるとやはりアジっぽい締めこむような引き。ほとんどドラグを出すことなくゴリゴリ巻いてくると25㎝ないくらいの良型。まず１匹とほっとして抜き上げているとスっとテンションが抜ける。先端で釣っていた方も帰る間際に私が掛けたので見守っていましたがまさかのオートリリースで何とも言えない空気に。原因としてはドラグの調整をしておらず、手前で暴れたときに掛かりが甘くなったのかなと思いました。その後は先行者も帰り静かになった堤防で投げ続けるもアタリが取りにくくフッキングまで中々持っていけない状況が続きました。そうこうしている間に同行者も着き仕掛けの付け方や誘い方を教えていると時間が過ぎアタリを掛けるも小さなカサゴばかり。もしかして今日はアジがたまらない日なのかなとも思いつつ潮が上がってくるまで辛抱することに。

日が暮れてしばらくすると釣り人も増え始め、常夜灯の下は釣り人でひしめき合う状況に。この場所は市街地からはかなり離れているポイントですが、昔から魚影の濃い場所で知られているようで土日はいつも人が多い印象。ルアーとサビキが半々くらいですが誰も釣れている様子が無く、爆風なのもあり雰囲気はだんだん悪くなっていきました。流れもほぼ無い場所なので気づきませんでしたが潮位はだいぶ上がってきたなと思っていると、フルキャストしてボトムまで沈めていた仕掛けがカウントまで数えていないのに止まる。反射的に合わせると竿先から引き込まれるような重量感のある引き。明らかにアジだと思って慎重に寄せると

25㎝超の良型でした。この時点で20時半頃。ここからアタリのある時間が断続的に1時くらいまで続きました。前回までのこの場所はぜんごサイズの群れが常夜灯の明暗の中層からボトムに群れてベイトを捕食しているイメージでしたが、今回は食い気のあまりない小さな群が回遊している感じ。アタリも何とも言えないものばかりで、アミでも捕食しているのかなと思いアクション控えめにしたりするもののいまいちパッとしない。それでも少ないアタリを丁寧に掛けていくと尺近い個体も混じっている印象。

引きは夏のアジほど横に走らずトルクフルな感じ。体高もここで以前釣った個体に比べると明らかに高く美味しそう。気づくとそこそこ風も弱まり1.5ℊのジグ単も併用して釣れる状況に。これが功を奏したのかスプリットで明暗の暗の部分でしかアタリが無かった状況から、ジグ単でも届く明の部分のボトムでもアタるように。

潮が満潮から下げに変わってアタリが多くなった気がしましたが、深夜1時を過ぎるとアタリも少なくなり体力的にしんどくなったので切り上げることに。

釣果はこんな感じ。30㎝丁度が3本、他は23～28㎝、全体で12本でした。

釣り中にずっとベイトが気になっていたのですが、早速胃の内容物を調べるとイカの子とコマセが入っていました。基本的にはイカかアミのようなものを捕食しているようなので、次回の釣行に役立てようと思いました。