勤務後ていぼう日誌

20代後半戦、釣った魚を酒の肴にする独身男性の奮闘記

8.16 アジング(呉)

こんばんは。

先週まで仕事が忙しく平日夜に行くアジングには行けず、近場でのアジング釣果情報も芳しくなかった為土日もキスやウナギ釣りといった餌釣りに行っていました。最近になり少し落ち着いたので片道30分圏内でアジを探していましたが、釣れないことは無いですが20cm程の個体2、3匹とサバ、豆アジ多数と全体的に振るいませんでした。

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春にぜんごサイズが無限に釣れていた場所では数が出ないうえ、ボトムスレスレと活性低め。
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例年なら好調な潮通しの良い場所は30cm程の細いサバ。上から下まで狙うもサバ。

 

今回はここ最近のイマイチな釣果から脱却するために心機一転、一昨年豆アジが好調だった場所を調査してみることに。着くと時間は0時前。潮はそこそこ良いにも関わらず港には釣り人がおらず既に嫌な予感。潮は上げの中ほどでゆっくり流れていましたがメバルの稚魚が表層に群れている程度でした。場所移動を前提に準備を済ませ一投目、いつも通り0秒から誘いますが何かアタっているような感じ。ここ最近の大雨でゴミが大量に流れているのでそれかなと思いつつ2投目、明暗より少し奥から水面直下でアクションしてフォールさせると「スッ」とラインが止まるようなアタリ。これにアワセるとそこそこ締め込むような引きでアジと確信。個人的に表層フォールの釣りはバラシが多い気がするので慎重に寄せてキャッチ。この時の仕掛けはエステル0.3号、フロロ2lb、0.8gアジスタ、アジマスト2インチといった感じ。

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写真が悪いですが23cm程の個体。この直後に同サイズをもう1匹追加し、これはそこそこのサイズが数釣りできるかもと思いましたが
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14cm程の個体。豆以上ぜんご未満といったところでしょうか。この後レンジやらワーム、釣り方を試行錯誤しますがこのサイズばかり。潮が本格的に流れ出すと表層のメバルの群れの下に目視できる程このサイズが湧き時々ボイルする始末。こうなれば巻こうが落とそうが釣れます。隣の常夜灯でもそれは同じでしたがシーバスが居ないからなのか、より表層スロー巻に反応がよく足元までアジがワームを追いかけてフッキングできるほど高活性。元の場所に戻り中層を潮に乗せて流していると「コツッ!」とアジのアタリ。豆アジだろうとフッキングするとやたら重い、そして手前で猛ダッシュ。ロープ交わしながら焦り気味でやり取りすると浮いてきたのは20後半はあるかなというアジ。幸い足場が低いので波打ち際にずり上げ。

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何とか尺アジでした。久しぶりの尺だったので抜きあげる勇気がありませんでしたが、全然問題ないサイズでした。この時期にしてはやたら体高のある個体で素直に嬉しかったです。それからは良型狙うも豆アジは釣れ続け、20匹くらい釣ったところで帰ることに。全体釣果はこのような感じ。
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豆アジは21匹でした。粘れば潮が下がるまで無限に釣れると思いますが、私は捌くのが面倒臭いのでこれくらいが限度です。
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尺はなかなかの体高で皮下脂肪がやたら多く刺身が美味でした。ベイトはちりめんのような小魚がほとんどでした。

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ところで広島県内でもエリアによってアタリ年ハズレ年は異なると思いますが、私の住んでいるエリアでは去年はハズレ年、一昨年はアタリ年と言われていました。これはアジングにおける一般的なハイシーズン(数釣りのできるシーズン)である梅雨〜晩秋においての釣果で判断していると思っています。特に一昨年は年間通してアジの魚影が濃く、梅雨時まで20cm程の個体、8月は落ち込むも豆アジの釣果がよく9月からの秋のアジングでは23cm〜の数釣りが期できました。真冬も20cm程の個体が数釣りできる良い年でした。ですが昨年は状況が一変、秋までは良型がそこそこ釣れていましたがハイシーズンで撃沈、真冬は尺アジの釣果が局地的には良かったものの全体的には数が出ず私の周りでは諦めている方も多かったです。

今年どうなるかはまだ分かりませんが、今回の豆アジの湧き様は一昨年並に感じたので秋が少し楽しみになった今回の釣行でした。